以前からアクロスというバイクは気になっていた。NS-1を除けば唯一のメットインのギア付きバイクだ。秋葉辺りに行くには非常に都合が良さそうに感じる。しかしオークションを見ると、それなりの値が付いている。最終的には10万程度まで値が上がってしまうので、なかなか手に入れる事は出来なかった。
そんな時、眼に入ったのが「実動書付き部品取り車 6,000円より」というオークション。画像を見るとどうやら自家塗装らしい。お世辞にも綺麗とは言い難いバイクだ。走行も三万キロ走っている。それにしてもこの値段なら良いよなぁ、とふざけ半分で\6,250-で入札。まず落ちないだろうなと高をくくっていたら、何とその金額で終了!そこで困ったのが、出品者が神戸在住な事。神戸から陸送するとどう考えても2万以上かかる。\6,250-のバイクに2万の送料をかけるのも悔しい話だった。
そこで計算してみた。神戸まで往復およそ1,200km。トラックの燃費が悪くても8km/L。軽油が高めに見積もって80円/L。軽油代だけなら高くて\12,000-程度と計算した。問題はそれだけの距離を運転できるか、だ。しかしすでに気持ちはGO! そして先方に一通のメールを送信した。「直接取りに伺います」
足かけ三日、殆どの行程が一般道という辛い道のりを経て、私の手元に来たアクロスは、それはみすぼらしいモノだった。フロントブレーキは固着、カウルはガタガタ、シートの表皮も硬化していて座り心地が悪い。しかしエンジンは距離からすると非常に好調で、軽快に吹け上がった。シートを程度の良い中古に、フロントディスクをバンディット250用の中古に、キャリパーをゼファー用のサポートを介してブレンボキャスティングに、マフラーをダイシンのオールアルミに交換。チェーンも新調してかなり調子を取り戻した。現在の懸案はフロントタイヤがもう限界な事、ダイシン管装着で3,500rpmに激しいトルクの谷が出来てしまった事、カウルステー類がかなり曲がっているらしく各カウルの合いが悪く、自家塗装の質が悪くて塗装のつやが無い事。タイヤはレース使用済みのタイヤを入手予定、トルクの谷は4-2-1マフラーを購入しようか検討中。カウルは諦め(T.T)
03/6/15 タイヤはWorks沼千代のオーナーの沼千代氏よりレース上がりのタイヤを戴いて装着。スゲー乗りやすくなった。マフラーをWR'sの4-2-1ステン/カーボンに変更、トルクの谷が無くなってメチャ乗りやすく!その分高回転でのイッキ感はちょっとスポイル気味かな。街乗りならこっちがグッド。ブン回すならダイシンの方が軽いし一気に回るので気持ち良し!
03/08/21 やってしまいました。また落としてしまいました。何を?それは、「Modified Point」ページの一番下のリンクを辿ってみて下さい!

乗ってみて初めて気付いたのが、メットインスペースがエンジンを止めずに開閉出来る事。高速の料金所などで大変便利と見た。シートレールが多少ゆがんでいるのか、気がつくとフュエルリッドが開いている事があるのがご愛敬?(笑)
05/09/19 手塩にかけたアクロス君ですが、ブレーキ・マフラーをノーマルに戻した上で知人の元にドナドナされて行きました。理由はスカイウェイブを入手してアクロス以上の巨大なメットインスペースを手にした事、街乗りではアドレスV100やスカイウェイブの方が遙かに楽な事などから余り乗らなくなってしまったからです。平成22年まで自賠責入れたのになぁ(^^;;