なぜこのクルマを買ったのか、もうひとつはっきりしない。ずっと欲しいと思っていたのは確かだが、実用性皆無の軽自動車を購入する理由付けが余りないのだ。しいて言えば色々と多忙なのと内々の心配事などでストレスが貯まっていた、というのが本当のところか。現に軽が一台あり、その用途の代替はエスティマで済むという思いもあり、ならばサンバーを買い換えても良いだろうという勝手な理屈付けもあるにはあったが、こんな理屈では家族の誰一人納得させられないであろう(^^;;)
という訳で(どんなだ?)、AZ-1である。ガルウィングである。ミッドシップツインカムターボである。平成6年式だから購入時点で9年落ちである。決して安くない金額である。しかし走行距離は25,500kmなので程度は上々という感じ。更に社外パーツてんこ盛り。それも殆どマツダスピード製パーツで、かなりブランド志向で仕立てたクルマの様だ。車検対応マフラー、調整式ショック、前後タワーバー、強化スタビ、LSD、インタークーラー、メッシュブレーキホース、強化クラッチ、シフトノブがすべてマツダスピード。他にもスズキスポーツ製軽量フライホイールやスパルコのアルミ等。自作オイルキャッチタンク(オイル缶利用で安っぽい)も。純正オプションの三連メーターが着いてるのもシブイ。スゴイのは殆どノーマルパーツが残っている事だ。ノーマルのアルミまで残っている。なぜか最初のオーナーは石川県のとある観光会社である(謎)。
これが納車からいきなりハプニングだった。八潮の某軽専門ショップから買ったのであるが、こっちが書類を送るのが遅くなり納車が1週間遅れた。やっと納車日になり、付いてきたノーマルパーツを積み込み(助手席を外して無理矢理マフラーやらタイヤ4本やらを積み込んだ。スゴイもんだ)勇んで外環を走っているとフルスロットルでメチャ咳き込む。ミスファイアかガス欠の様な症状。新倉でUターンしてショップへ逆戻り。代車のシビック(これがまたボロで、アイドリングで「ダダダダダ」とうるさい。エンジンマウントがイッていると推測)にノーマルパーツを積んで帰宅。結局手元にクルマが戻って来たのは6日後。持ってきてと頼むと、人手が少なく忙しいので無理などと言うのでキレて「こちとら納車日に不調になって一週間ガマンしてんだよ、忙しいのが自分だけだと思ってんの?」とまあ現実にはもっと大人しい物言いだったが(ヘタレなので)夜に強引に持って来させた。問題はプラグコードとプラグだったらしく、しかも納車に来たらブレーキランプが片側切れている。本当に車検整備しとるんかねこの店は、と呆れてしまった。ブレーキ球ごときでまた持って行かれるのもイヤなので大目に見て自分で交換。前もって買っておいたパーソナルのステアリングに交換し、スエードの手触りにご満悦だったりする。
走りはやはり速い。加速は相当なもの。脚廻りは結構締めてあり、かなり突き上げるがサンバーの様に底付きしている訳ではないのでへっちゃら。ステアリングのクイックさは噂通りで、まるでレーシングカート。「死亡事故率No.1」という不名誉な称号を与えられるのも無理からぬ事か。ともかく初期のフロントの入りの速さといったら他に類を見ない。車体剛性もかなり高い様で、突き上げを食らっても車体がよれる感じは皆無。小さいって良い事だなぁ、しみじみ。