'95 MITSUBISHI RVR SuperOpenGear(4AT)

女房の出産を控え、室内の広いクルマを調達する必要が出てきた。それまでの私ら夫婦のクルマと言ったらNSXとカプチーノ、どう考えても子供を連れて出かけられない。親父や祖父のクルマを借りれば良いんだが、女房がそれはイヤだという。もしぶつけてしまったらと思うと気軽に乗れないという事らしい。
実質上女房がメインに使うクルマになるだろうから、カプチーノの代替という事になった。カプチーノの代替車だから華のあるクルマが良い。カプチーノの華と言ったらスポーツ性とオープン、更にキュートなスタイルという事だろう。女房からのリクエストはオートマである事、私のプライオリティはオープン、4WD、スタイル、スポーツ性。という事で4車種に絞った。リヤシートを持つオープンという事でセリカコンバーチブル、4WDとスポーツ性を重視してインプレッサワゴンWRX、4WDかつオープンルーフのRVR、スタイルがメチャメチャ好き+4WDなのでアルシオーネSVX(中古)となった。まず真っ先にスバルの2台は女房から反対された。インプレッサは見た目に華がない、アルシオーネは大きくて扱いづらそうだし燃費も悪そう、後席も狭い、何より税金が高い(3.3リッターエンジンなので)という事で却下。セリカは悪くないが値段が高い。ソフトトップなので耐久性が心配、後席が狭い。そうやって消去法で残ったのがRVRだった。
決して好きなデザインでは無かったが、実は4WDで電動オープンルーフという事でデビュー当時から注目はしていた。そしていつの間にかターボモデルも追加されていた。何より後席のスライド幅が広く、目一杯後ろに下げた時の足下の広さはストレッチリムジンクラスなのは駐車車両の中を覗いて知っていた。更にオープンギアには後席の座面が二重になっていて、それを広げて座面が二倍の広さになるという機能があった。これを広げてバックレストを倒せばかなり快適なベッドの出来上がりである。これは大いに気に入って、私が後ろに座って長距離移動する時は大抵これを広げて寝っ転がっていた。
内装のクォリティはお世辞にも高いとは言えず、トヨタなどのクルマに一歩も二歩も遅れている感があった。
お約束のドレスアップはカプチーノから移植したアルパインのオーディオ、純正キャリア、無線機等を使う為の電圧コンバータ内蔵アームレストリッド(自作)、後席右肘掛け部分にビルトインしたチェンジャー等、非常に仕上がりに腐心したクルマだった。元職場の同僚から2万で買ったアルミ+タイヤや、バイク修理のお礼に貰ったカーナビ等も取り付けた。クルマでMDを聞きたいという事でSONYの2DIN MD/CDデッキ+10連チェンジャーへの変更もした。スピーカーは8スピーカーシステム(全てカロッツェリア)で個別調整可能な構成。オープンモデルはクローズとオープンの時の音の差が大きいので調節可能なツィーターを増設して中高音の定位を調節出来る様にしたい。
クルマのヒットは4回。女房が歩道の段差に思い切り乗り上げた(足廻り+リム曲がり)のと左折時にドアからリヤフェンダーにかけての擦り(この時以降、オープン時には道路の突き上げでルームランプが点く様になる)、私がスキーの時にスリップしてオカマを掘った(日中の暖かさで溶けた雪が夜の冷え込みで凍っていて全く止まらなかった)のと、次のクルマを契約した日の帰りに車庫入れで左後ろを擦った(メチャショック!)。
モビリオの導入に伴い、ステレオをアルパインに戻し、姉のところへドナドナされていった。