'86 TOYOTA SUPRA 3.0GT TURBO(4AT)

私の為のクルマとしては最初のもの。この当時は馬力競争華やかなりし頃で、R30スカイラインRSターボが国産初のDOHC4バルブターボを搭載、続くZ31がV6 3リッターターボで230馬力を発揮(共にグロス)、更にスカイラインがR31となって国産初の6気筒24バルブターボを搭載し、正に「技術の日産」を謳歌していた。これに対するトヨタの回答が3リッター直6 24バルブターボの7M-GTEUと2リッター直6 24バルブツインターボの1G-GTEUである。230馬力と185馬力(共にネット)を発揮するこの二種類のハイパフォーマンスエンジンを擁してデビューしたのが二代目ソアラと、その一ヶ月後に発表になったセリカXXの後継車・初代スープラだった。北米輸出車では最初からスープラの名前を冠していたが(アメリカではXXというのが成人指定を連想させる為)、国内では3代目にしてスープラの名をいただいた訳だ。
これが結構悲劇的なクルマで、発表されてすぐに申し込んで、トップグレードを購入するも、半年後にエアロトップが追加発売、更にその3ヶ月後にワイドボディとマニュアルミッションの設定を追加した3.0GTターボリミテッドが発売(スープラ発表当初は3リッターにはマニュアルの設定無し)。マイナーチェンジで2リッターモデルにもワイドボディが追加され、まさに転落の人生(じゃ無くて車生か?あ、生きてないか)を歩んだクルマだった。
それはともかく、良く走ってくれたクルマだった。殆どいじらずに(いじるカネも無かったし)後付CDチェンジャーの取付やTEMSハード固定(普通は自己診断装置の接続ソケットの中の端子を針金等でショートさせるのだが、私はコードを車内まで引き込んでインパネスイッチでハード固定を選択できる様にした)、ターボタイマーの装着とタイヤが減った頃合いでRE71に交換した位だった。
6年乗ってタイヤがすり減り、ブレーキパッドも減って鳴き始め、バッテリーも完全にお亡くなりになった状態で近くの中古車買取店にドナドナされていった。