最初に使ったパソコンはMacでした

パソコンを使い始めたのは1993年の春頃だ。友人が仕事関係でMac(Centris650)を購入、Photoshopのデモを見せて貰って「こりゃあなんて面白いモノだ!」と感動し、私も購入を決意した。それ以前は「キュッパチでも買ってDOSの勉強でもするかぁ?」程度に考えていたのだが、一気にMac派にひっくり返った。

そして1993年6月号のMacPowerの広告に載ったステップ(当時Macの安売りでは右に出る者が無いと言われたショップ。「サポート無しだから安い」と今では考えられない正直なスローガン「5つのNo!」を掲げていた)の限定特価セット「Centris610 12M230HD CD-ROM 純正13インチモニタ 純正キーボードセット」が目にとまった。この内容で\409,000-は、当時としては格安の内容だった。リダイヤルすること30分、ようやくセットをゲット。晴れてMacユーザーになった。

しかしこのCentris610、Mac独特のキーボードパワーオンキーからの起動が出来ない。Macの魅力と言えば件のパワーオンキーやディスクのオートイジェクトに代表される、人間に横着させてくれるセンスだ。当時カラークラシックですらキーボード・パワーオンが出来たのに、中堅機である610がLCシリーズと同様にマニュアル電源スイッチなのは納得いかないし、悲しい。早速パワーオンキーで電源投入の出来る電源タップ「Powerkey」を購入。これはパソコンの設定で定時立ち上げをしたり出来る優れモノ。一時はこれで夜中に無人起動、当時ニフティで課金の安かった夜に巡回させて終了し、朝はログを読むだけというサイクルを続けていた(その内日中でも同じ料金になってしまったのでやめた)。無謀にも海外旅行の最中にもこれを続けていて(ホームパーティというプライベート会議室が当時あって、これのログ保持件数が少なく、すぐにログが消えてしまうのでこうした)、ホームパーティーの管理者から「海外旅行に行っている筈なのに、定期的にログが落とされていて不気味だった」と言われた。

このマシンはその後68RC040チップへの換装、28MHzへのクロックアップ、28MBへメモリアップ、ビデオキャプチャボードの増設、社外17インチモニタへの交換、外付けMO等の周辺機器の拡充を経て2年間メインマシンとして活躍した。

デスクトップを購入したらやはりノートが欲しくなる。しかし当時PowerBook、特にカラー液晶モデルは高価で、デスクトップを買った直後の私には手が出なかった。ところが友人がPB165Cを二十数万で購入したという。モデル末期で在庫処分に入っているのだろうという事。俄然気になり出した私はまめに雑誌とMac情報の会議室をチェックする様にした。そこで更に\179,800-に値下げになったという情報をキャッチ、早速秋葉に。一回りしてソフマップの方が更に安かったが在庫がもう無く、前記の価格で売っていたステップ(またもや)で購入。カラープリンターに次いで3回目の購入である。

8Mの増設メモリと2400bps(!)の内蔵モデムを購入、喜び勇んで帰宅する。そしてメモリとモデムの装着をしようと思うも購入したトルクスドライバーのサイズが合わずに開腹出来ず。結局友人に購入を依頼して僅かな間オンボードの4Mのメモリで遊ぶ。当時のPBには「SCSIディスクモード」という便利な機能が付いていて、専用のケーブルを使って他のMacに接続すると、そのMacでPBのHDDを外付けHDDとして使える機能だ。ローカルトークより遙かに高速なので、アプリのインストールは殆どCentrisからSCSIディスクモードで行った。メモリを増設したPBは快調に動いていたが、やはり当時のマシンはバッテリー寿命が短く、実働1時間前後といったところだった。CD-ROMも内蔵されず、FDDのみで3.1kgの重量はやはり重く、モバイルというにはほど遠いモノだった。STNカラー液晶は残像が多く、視認性は劣ったがやはり見やすいモノクロより見辛いカラーと思っていたので気にしなかった。カラーTFTのPBはまだ遙かに高く、機能的には何も変わらなかったので値段が落ちた後でも候補にならなかった。スキー場のホテルの休憩フロアで友人と「ブロードキャスト」というローカルトーク経由のメッセンジャーソフトでチャットしたのも今では良い思い出である。

しかしコンピュータの進化は急速で、更に時代はインターネットに動いていく中でやはり68040-28MHzに28MB RAM、230MB HDDではかなり辛い。PBに至っては68030-33MHz 12M 120HDDである。そこであるルートを使って(笑)当時の最新機種、PowerMacintosh 8500/120を導入。このマシンは当時2番目に速いPowerPC604-120MHzを搭載、新しいPCIアーキテクチャを採用した新世代Macだった。メモリも48M、HDDは2GBと飛躍的に向上した性能に大満足だった。モニタも飯山のダイヤモンドトロン21インチを導入。1152x870でもフルカラー出力が出来る性能は感動だった。

このマシンはメモリの拡充程度で4年程使っていたが、OSのバージョンが上がると流石に辛くなり、G3カードでのアップグレードを企んだ。Powerlogixの300/120/512kのカード。ダイアルスイッチでバスクロックと倍率を変えられるカードだが、これがなかなか安定してくれず、結構苦労をした。この後UW-SCSIカードとU2Wドライブの組み合わせが安定せず、すぐにカタログツリーが壊れたりして半年くらい苦闘していた。途中起動しなくなってオークションで買ったPowerComputing PowerWave(Mac互換機)にパーツを移植して使っていたりしたが、相変わらず不安定なのでPM8500が生き返ったのを機にアクセラレータカードをインタウェアのG4 400/200/2Mに交換、ドライブもU-ATA/66カードと対応ドライブのセットでアップグレード。起動する時に必ず一回キーボードリセットで再起動しないとならないが、まずまずの安定性で速度もかなりアップした。更にビデオカードをATI Xclaim 3D→NumberNine Revolution4→ATI Nexus→3dfx Voodoo5 5500と転々とする。Xclaimは内蔵ビデオより遅いので辟易、Revolution4は速いカードだったが、G4カードと相性が悪く、画面にカスが残るので安定性を重視してまたATIのNexusに。ベンチスコア自体は落ちたが、カスは出なくなった。更に3dfx解散で安くなったVoodoo5を購入。これはカスも出ず、速度もバッチリ速く満足のカード。唯一解像度や色数の変更の際に暫く画面が動かなくなって待たされる問題があるが、速度に免じて許している。CenturyのUSBカードを使っていたが、デジタルビデオを買ったのでUSBとFirewire(i-Link)も使えるラトックシステムのコンビネーションカードに買い替え。

現在はこれにCD-R焼き用のMac互換機PowerComputing PowerWave150(G3-300/150/1M)、子供用にiMac(Rev.B),PowerMac 5500/225を主に使う。その他にPlus,IIci(7100/80ロジック+G3-300/150/1M),7100/66AV,7100/80VC+G4-360/180/1M,7500/100+G3-375/127/512k,7200/120,6100/66AV+G3-330/220/1M),Centris610+68RC040/40MHz等々があるが殆ど使う事は無い。

03/11/30 更に時は過ぎ、現在はPowerMac G3DT233にG4/500-1MのカードにATAカード、Radeon PCIにスバラシイカード(USB2.0,FireWire,100base-TXのコンボカード)を入れて20G HDDに768MBのRAMで、MacOS X 10.2.8環境下で主にGoLiveとPhotoshopを使いこのWebページの更新に努める。10.3のサポート外になってしまったのは悲しいところである。誰か裏技知りませんか?

05/03/12 更に更に現在は8500以来の現行機、PowerMac G5 1.8G Dualを使用。Windows自作機と共に、タワー型のアルミ筐体が並んでいる。その前にB&W G3を導入してDT233のパーツを移植したがトラブル続出で諦めた次第。しかしなぜかその後復活し、居間にて稼働中。何故?