Windowsはイバラの道か?

Macの拡張も一段落し、「ちょっとWindowsも触ってみるか」という気になった。そこで個人売買で手頃な中古DOS/Vパソコンを買うことにした。そこにちょうどIBM PC750 Pentium90にMMX200のオーバードライブを載せたマシンが売りに出た。CD-ROMドライブは無いがHDDが1Gと500M、メモリは48Mとまあまあの構成。何しろIBMの機械だから使いやすいだろうという先入観で決めたのが苦労の始まりだった。

手に入れたマシンはLinuxがインストールされているとの事で、起動しようとするとパスワードプロテクトで起動出来ない。まあどうせWindowsを入れちゃうんだから良いや、と余り気にせずにいた。ところでマシンを渡された段階ではメモリが16Mしか載せていない状態だった。それでは心許ないので付属のメモリを増設すると、「環境が変わったのでリファレンスディスクを入れてBIOSの設定を更新しろ」という旨のアラートが出る。リファレンスディスクって何?と思いながらもF1キーを押しながら何度も起動して見る(件のマシンはBIOSの呼び出しにF1キーを押す)がBIOS設定画面に入れず。HDDも500Mしか認識せず、1Gを繋ぐと同様にアラートが出て進めない。結局16M/500M HDDの状態で取り敢えずWindowsをインストールする事にする。

ここでまたもや問題が。CD-ROMドライブが付いていないので、秋葉で4千円程度の安い40倍速のドライブを買う。ところがWindows95の起動フロッピーにはこのドライブ用のドライバが入っていない。ドライバを組み込みたくともWindowsマシンは無い。仕方ないのでMacでドライブ付属のフロッピーを読み込み(MacにはFile ExchangeというDOSフォーマットのフロッピーを読み書きできる機能が備わっている)ドライバをHDDにコピー、95起動ディスクをコピーしてそれにドライバを書き込み、Config.sysをテキストエディタで開いて書き直す。何度かやってその度ブートに失敗していたが、何かの拍子にCD-ROMドライブに読みに行ってくれ、ちゃんとインストールが出来た。

その後米IBM社のサイトをしらみ潰しに調べたら、リファレンスディスクを作成するユーティリティが見つかった。早速ダウンロードして友人のWinノートでフロッピーに展開させて貰う。これでやっとBIOSに入れ、設定も変えられる様になった。

よくよく調べるとそのマシンは機種コード6886という、クライアント用みたいな機種だったらしく、そのせいで勝手に環境を変えられない様にリファレンスディスクが必要な様に作られていたらしい。そういえば付いてきたキーボードも英語版だったし、CD-ROMが付いてなかったのもそのせいか。結局半端モノをつかまされたらしい。更に調べるとISAだと思っていた拡張スロットが実はMCA(Micro Channel)という規格だという事が判り、MCAの拡張カードなんて市場にある筈も無く、結局使えるスロットは2つのPCIだけという事になった。

ところでこの筐体はかなり長い期間使われているらしく、ジャンク屋で結構見かける。P-100のモデルがCD-ROMドライブ付きであったので「ライザーカード(この筐体は拡張スロットがライザーカード式になっている)だけでも入手出来ればISAが使えるな」と思い購入。で、よくよく調べてみると最初のマシンに載っていたMMX200のODPはP-90機だと180MHzまでしか上がらないが、P-100機だと定格通り200MHzで稼働するらしい。こうなると当然ながらマザーボードごと交換となるのが人情。ところがこのマシン、BIOSがWindows98に対応していないらしく、98アップデートをかけるとCD-ROMが認識出来なくなる。仕方なく95で使う事にする。

更に後日、後継のP-166モデルのジャンクを見つける。ドライブは無いが筺体は割と綺麗。これまた「ライザーだけ使えればPCIが3本になるな」と思い購入。ところがこのライザーをP-100のマザーに挿したら認識するどころか起動しなくなった。結局またマザーごと交換、というより今度は筺体がまともなのでジャンクマシンにパーツを移植するカタチになる。残念なのはそれまで72Pin SIMMx6だったのが72Pin SIMMx4+168Pin DIMMx1になってしまい、メモリが64M→48Mに減ってしまった事だ。またサウンド機能もオンボードでサポートされていないので、56kモデムとサウンドカードをセットで\2,500-(新品だがサウンドカードにはドライバが付属せず。某モーモー印のサイトから落としたドライバの容量が実に6M!)で購入。だいたいまともに動く様になった。こっちは設計が新しいので98も問題なく動いた。これを8500/120とモニタを共用させて使っていた。

しかし所詮はメーカーモデル、拡張性にも限界がある。ここらでいっちょ自作機に手を出して見ようか、とまたもや個人売買で適当なマシンを手に入れる。Cyrixのチップが載った自作機だ。またこれがくせ者で、購入して後で気が付いたのだがこのマシン、規格としては旧世代のATフォーム、それもBabyATという今で言うMicroATXみたいなバージョンだった。当然対応したマザーは数少なく、当面はCPUを変えてK6-2辺りで頑張ってみるか、と思って色々と調べると最新のK6-2はFSB(という言葉もこの時に知った)100じゃないと動かない可能性が高い事が判った。結局秋葉でFSB66MHz版のK6-2-333を購入、取り付ける事にする。

ところがこの時にFSBのジャンパ設定を間違える。どう考えてもマザーのマニュアルとボードのジャンパ配列が反対に受け取れる。元々の設定も75MHzになっていた(動作が不安定という話を元の持ち主から聞いていたが、このせいだったみたいだ)。お陰でマザーから煙が出て大慌て(^^;;)結局この時にFDDのコントローラを焼いてしまったらしくフロッピーが認識しなくなってマザーを交換する羽目に。

どうせなら最新スペックのマザーが欲しいと思い、オークションでASUS P5A-Bを購入。SDRAM、AGP、U-DMA/33、FSB100MHzに対応したハイスペックのSupeer7マザーだ。しかしウチにはSDRAMがない。これまた秋葉で64MのDIMMを購入する。ついでにまたオークションでK6-IIIを購入。2.4Vの400MHz版だが(2.2V版はレアで倍の高値が付いていたので)一応ソケ7では最強のCPUだ。当時から256KBのフルスピードキャッシュをオンダイで載せていた先進チップだ。

HDDもIBMの10G(Apple純正(笑))に交換、更にSiS6326とかいうチップの載った安グラフィックカードを購入。8M VRAMなのでXGAでフルカラー!と思ったら何故か24ビットカラーまでしか出ない。何故32ビットにならないんだろう?解像度も1024x768じゃないと色数が落ちる。このカード、流石に遅くて先日GeForce2MXのカードに買い換えたが安定性が余りに低くカードを戻す。

その後友人から余ったATXケースを貰ったので、Athlon 1.0GHz(FSB266MHz)でシステムを組む。ASUS A7V133 Raid W/A M/B,PC133 CL3 192MB RAM,Geforce2MX,40G HDDx2(Raid0)という構成。その後CPUをAthlon 1.4GHzに変更、アルミケースを奢り24x CD-RWに4x DVD-ROMを搭載して今に至る。しかしサウンドボードとの相性が悪いらしく、エロ動画を再生中にフリーズするので使い物になっていないのは悲しいところだ(爆)05/03/12 現在は同じケースにECS N2U400-A・AthlonXP 2800・Radeon 9200にて構成。動画も問題なく再生。実に安定した環境を構築している。